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絵図面
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1816
文化13年
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文化13年(1816)9月、水内郡柏原村(現・信濃町)の名主・中村嘉左衛門ら3名が連名で中野御役所に宛てた絵図である。絵図中に宛名しかないため、何かの古文書に添付されていたものであると思われる。絵図には北国街道(太くて赤い道)と、そこにある柏原宿、柏原村の4新田(新たに開いた土地)である赤渋・大久保・熊倉・二倉が載っている。北国街道を横切る川は鳥居川であり、そこに掛かる橋は刎板橋。ここに「柏原・古間掛合御普請所」と記されている。この橋は頻繁に修理されており、今回も修復のための工事が近く行われる予定であったのであろう。また、北国街道の中を通る水路は宿場内生活用水・田用水であるが、そこから上流にいった場所にも「此所用水御普請所」と明記されている。この用水は宿場まで強引に引いたものであったため、毎年その改修が必要であった。その改修には柏原村の4新田が行うことになっており、そのため、この絵図に4新田の記載があったのだと推測される。同じ時期に2ヶ所の工事が行われる予定があり、この絵図はそれに伴って作成されたものとなる。
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県立長野図書館