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亥年定免相之事
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天和3年(1683)の柏原村の年貢免状である。本高67石余に対して新田高が圧倒的に多く、惣高は1189石余となる。本村534石に対して立新田分が654石余となっている。この年は旱魃があったらしく、本村新田畑方・二倉畑方・大久保田畑・熊倉田畑に、「枯引、当取なし」という記事が目立つ。署名は安藤治郎左衛門。 02OD5040080000 寅歳相定免付之事(松平遠江守様御代) 貞享3年(1686)11月19日付の柏原村年貢免状の写しである。表題に「松平遠江守様御代」と注記がある。柏原村は、はじめは飯山藩領で、享保2年(1717)に幕府領になるが、飯山領時代のなかでも松平氏の藩主期間が長かった。村高は都合1189石余、(本村534石余、立新田分654石余、納米都合138石である。免は本村分の田方が2ツ2分、畑方1ツ1分、大久保・赤渋・熊倉の畑方はおよそ9分くらいである。署名は猪瀬七郎左衛門・安藤治郎左衛門である。
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県立長野図書館