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宝永二安永五御割付表書上帳
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宝暦2年(1752)から安永6年(1777)まで25年間の、柏原村の年貢割付状の石高を田・畑別に、高・反別・取米を書き出したものである。柏原役人から川浦役所(越後)あてに出したもの。なんのための調査なのか明らかではないが、定免を定めるための資料かとも思われる。「当村御割付の表取米書面の通りに御座候。右のほか御割付所持仕らず候」とあるので、所持している年貢割付状の所持状況の調査だったかもしれない。年次ごとに丹念に書上げている。内容をみると、田高405石余と畑高196石余は25年間まったく変わらない。取米も198石でほとんど同じであるが、明和3年が191石、同2年が192石、明和4~8年が195石で、このあいだだけがわずかに少なくなっている。理由みついては記載がない。
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県立長野図書館