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萬覚帳
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1789
天明9年
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持ち主の署名はない。天明9年(1789)の万覚帳と同8年の日記とが合冊されている。 9年の「万覚帳」は、文字通り諸事心覚えに書き留めたもので日付もない。項目をあげると、①宿場の決めや慣例、②下宮の祭り入用、③大名・代官の宿割りや献立、④村役人出役雑用小夫、④人夫賃の定め、⑤天明3年免状の写し、⑥伊勢御師の旦那帳などさまざまである。 ①の内容をみると、「大橋の雪下ろしは、人足1人を出し、古間と半分ずつ下ろす」「御大名方御通りの節は、野尻・古間・当宿にて高割とする」「佐州御金送りに問屋送り番の節は、組頭は出ず足軽ばかり牟礼まで送る。関山の遠見へ1人遣わす」など、村役人として心得ておくべきことがらを書き上げてある。 日記は8年の1月15日から始まり、2月末まではほぼ連日記載されている。しかし3月からは記事がとびとびになり、内容も万覚帳的なものになる。奉公人給金渡口、大工の手間控え、大名や代官の通行記録、行倒人引渡しのやり取り、法事の香典控、手紙などでがある。9年の「万覚帳」を上にして綴じたのもそのためであろう。
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県立長野図書館