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(亀鑑之者取調書付) 柏原村百姓代中村徳左衛門外4名→中野役所
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1868
明治元年
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明治元年11月、明治政府は、忠臣・孝子などの顕彰のために、「年令70才以上の高齢者、忠臣・孝子、家業入精で亀鑑となる者、極難の者」を取調べて報告するように村々へ命じた。これは柏原村の報告で、本陣・問屋兼帯の中村六左衛門(62才)とその倅啓造(45才)を該当者として報告している。 中村六左衛門は生来正直で身持ち堅く、無私正路に勉励、今夏は上京して報恩のために献金し、「神妙の至り」と認めたご朱印を頂戴した。倅の中村啓造も五倫の道をただし、家業怠りなく人々の手本である。親子とも温和で、数百年の間村内和睦し、なかんづく二倉新田開発の功として30石頂戴していたが、享保年中幕府領になったとき没収され、村の余荷とするようにいわれたが、村内の疲弊を省みて遠慮してそのまま受取らなかった。村長代々の所業聊か相違なく、「実に後人の亀鑑となるべき」親子だとしている。 推薦の村役人は、名主権左衛門死亡のため、百姓代中村権左衛門のほか組頭3人と年寄喜左衛門が連署捺印している。
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県立長野図書館