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名主許諸物改方帳 柏原村→
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1834
天保5年
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天保5年(1834)5月、柏原村の名主権左衛門が死去した。あとがきによると、その後「かれこれ紛雑分かり難きにつき、我等それぞれ点検、部分けいたし、惣役人が連印し」、跡役の同名権左衛門へ引き継いだものである。内容は全部で73点あり、内訳は田畑検地帳5冊、林・萱野検地帳2冊、皆済目録112通、御免定162通、庭帳81冊など多種多様である。ところどころ朱字の書きこみがあり、「当時不用」「後年までも失うべからず」「後年入用のこともあるべし」などと書かれている。なかでも「大久保・赤渋御水帳」には長い注記がある。まず黒字で、「本来は本村名主方にあるべきもので、開発人の権左衛門が預かるのは少々筋違いである。しかし、今更かれこれ論ずるには及ばないので、入用の節はいつでも役元で取り寄せ御用をつとめること」と書き、さらに朱字で「預かり人が気遣いだというのなら、成るべくあ役元え渡し、安心致したほうがしかるべき儀である」と書いている。わかりにくい注記であるが、これが惣役人の意見なのであろう。なお、惣役人の連印の跡に、六左衛門の署名捺印がある。
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県立長野図書館