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貞享元年・元禄九年御役屋敷改覚帳写
ジョウキョウガンネン・ゲンロクキュウネンオヤクヤシキアラタメオボエチョウウツシ
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表書に「貞享元子年(1684)、元禄9子年(1696) 御役屋敷改覚帳」とある。御役屋敷というのは宿場で御伝馬役を務める家の事で、ここでは北国街道柏原宿の事である。御伝馬屋敷は、貞享元年には、街道の西側は与右衛門以下24軒、東側は半三郎以下28軒、合計52軒で「問屋六左衛門 貞享元年3月改」と結んでいる。元禄9年には西側は土手外に南北夫々6軒・8軒で、役屋敷は与右衛門以下24軒である。東側は土手外南北夫々8軒・4軒で、役屋敷は彦左衛門以下28軒で、役屋鋪は12年前の貞享元年と同じ52軒である。そして「右之通通相違無御座候」と結んでいる。 元禄9年11月22日問屋四郎兵衛、庄屋権左衛門、町年寄九市外組頭4名から飯山藩役人八木雲平、高橋儀右衛門宛の書状である。この時期柏原宿は飯山藩領であった。
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県立長野図書館