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三ヶ宿御伝馬役之者借用証文写
サンカシュクゴデンマヤクノモノシャクヨウショウモンウツシ
System.Int32[]
1785
天明5年
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天明4年(1784)3月幕府領中之条陣屋(坂城町)領内の北国街道野尻・西柏原・大古間3宿(何れも信濃町)の御伝馬役の借用証文の写しである。要旨は「去る卯年(天明3年)前代未聞の大凶作で私共伝馬役の者の食料は勿論馬の餌にも差支え、買う事が出来ないので貴殿に借用をお願いした処年利1割3ヶ年賦で承知して頂いて只今受領した。若し御伝馬役の者で返済が出来ない者があったなら惣百姓で返済するので貴殿には迷惑は懸けない。」とある。そして借用金として「野尻村20両、西柏原村10両、大古間村10両、合40両」と記されている。貸主は表書きに「小布施村(小布施町)安右衛門より年1割の利息で貸し渡した分。」とある。天明2年から同8年にかけて発生した飢饉は、特に天明3年には浅間山が大爆発し其の火山灰の為に日照不足となりその影響が大きく、凶作に拍車が懸ったと言われている。東柏原村に対して北国街道柏原宿を西柏原と称した時代もあった。
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県立長野図書館