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加賀宰相様御泊一件加州相様御泊万覚帳
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1838
天保9年
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天保9年(1838)3月、金沢藩主前田斉泰の帰国にさいしての諸事書留帳である。表紙には、「天保九年加州相公様御泊万覚帳」とある。署名はないが、柏原宿本陣中村家のものである。 最初に、「家内働人覚え」があり、中村家の手伝い23人の名がある。古海・大久保・杉沢など近在からの臨時雇いである。つぎに準備品が並ぶ。たばこ盆2、あんどん32、風呂桶3、燭台24、火鉢、夜具40人分、膳30、椀30、茶碗50など。火鉢・まないた・包丁・やかん・火箸などもある。これらはそれぞれ等級があって、例えばたばこ盆は、上々1,中4,黒柿1、新10などに分けられ、火鉢も上々朱台・上朱ぬり・瓦中物・箱小箱など8種類にわけられている。関札・屏風・ついたて(唐紙に足つき)・高張り提灯も書き上げられている。御馬屋は新築され、「仮宅に入れ、上の段に畳を敷き、別当を置くべし」と書かれている。番小屋も新築で金20両余。馬簀垣・長柄かけ・塀・菰垣もととのえられた。 この帳面は反古紙の裏を使用しており、未記入の部分も多い。なおこの泊りは28日の予定だったが、犀川出水のため29日に変更になった。
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県立長野図書館