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通人馬請負余人江被仰付迷惑
トオシジンバウケオイヨジンヘオオセツケラレメイワク
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1795
寛政7年
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寛政7年(1795)卯正月、河尻甚五郎代官所(中之条陣屋)の支配下にあった信州水内郡柏原村駅本陣の中村六左衛門が、加賀藩会所奉行の坂野忠兵衛様、長瀬五郎右衛門様、恒川七兵衛様へ出した願書。昨年2月姫君様が越後市振から信州荒(ママ・新)町まで通人馬の請負御用を、野尻宿の石田津右衛門と私に仰せ付けられ有難く思っていたが、出発が暫く見合され、大切な御用向き故、人馬の用意万端整えていたが、7月にはその御用がはずされ、他の人に依頼され誠に嘆かわしく遺憾の次第、世間へも面目なく迷惑至極である。何卒、藩主様が帰城のときは、通人馬の請負を私ども2人へ申し付け下さるようお願いする。もし仰せ付け頂ければ、お役第一に心がけ他の請負人より誠意をもって格安に、しかも御用差支え無いよう勤めるので、是非ともお願いしたい旨の文書である。この文書の後に、前年の寛政6年(1794)の12月、柏原宿本陣願人中村六左衛門、年寄喜左衛門、名主嘉左衛門が3人連名で、正月に江戸の加州御役所へ願出たい旨の添簡が、中之条御役所へ出されている。
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県立長野図書館