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御用向廻状(御廻状到来ニ付写相達申候) 本村中村六左衛門→二倉・熊倉・赤渋・大久保・名主・組頭
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書状の表に、「廻状」御用向、本村中村六左衛門とある。亥3月20日、中山道追分宿貫目御改所詰の安藤傳蔵手附林瀧之進から、北国往還小諸宿より越後国市振宿まで、右宿々問屋年寄御中宛てとなっている。以下は内容である。この度の御変革(参勤交代制度の緩和)に付き、御守殿(3位以上の諸侯に嫁した将軍の子女)様、諸大名方、その外奥方などが、国元への引越しが自由になったので、急激な江戸よりの出立が始まった。中山道筋も通行量が急増し、引越し荷物も溜まり、人馬継立も差支えが出ている。特に加州御守殿様の荷物は、遅滞なく心懸け、守殿様が国元へ到着のとき差支えないよう、宿役人は精根の限り、継立業務を勤めて貰いたい旨の触れ状である。この廻状も、各宿は到着日時を記入し、市振まで順達し、幸便にて追分宿へ継返すよう命じている。刻限帳、3月21日申下刻拝見とある。次に、亥3月22日、本村中村六左衛門の添書があり、この廻状の写を、新田4村へ遅滞なく組名、請印をして順達するよう記し、明日23日早朝相談があるので、拙宅へ集合するよう添え書されている。
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県立長野図書館