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勇姫様御用大小鬮番附外諸事調帳
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1831
天保2年
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大きな封筒の表には「亡父梅観翁御手蹟 金銀ニ関スル書付類 並御没後御所有金差引勘定書 中村六左衛門利周(花押)」と書かれ、印が押されている。父親利昶の没後、金銭関係の清算をして、関係書類をまとめて保存したのであろう。簿冊の表紙には、天保2年9月「勇姫様御用 大小鬮番付・所々差替馬・重荷指入馬・揚荷御名前・重荷刎料 諸事調帳」とある。勇姫は金沢藩主斉泰の妹で、大聖寺藩主前田利極夫人となった人である。なんの御用であったか不明であるが、荷物継立の分担を記録したものである。最初に、大鬮を引いた10人の名がある。ついで、市振~新町間34里半、1里につき150文、糸魚川~名立間1〆160文と賃銭が書かれている。以下、1番助五郎下9疋、「一斎藤新三郎様 藤七 一小川金左衛門様 惣太夫」からはじまり、10番両右衛門下8疋まで、それぞれだれがどの荷物を分担するかを記している。荷物の分担をくじできめた例である。
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県立長野図書館