Loading...
引用機能は画像の任意の領域を切り出して、URLを生成する機能です。
画像上で切り出す領域を選択してから、「引用する」を選択してください。
輝度等の変更した値は引用には反映されません。
上図を登録します。
よろしければ「登録する」をクリックしてください。
登録に成功しました。
以下のURL・HTMLタグから画像にアクセスできます。
03OD0622105600
3
20
小県郡大石村分村問題報告書
チイサガタグンオオイシムラ ブンソンモンダイホウコクショ
System.Int32[]
小県郡
1875
明治8年
System.Int32[]
明治8年(1875)9月、第8大区2小区の小県郡大石村(東御市)の農業丸山清俊が、長野県令楢崎寛直に宛てて提出した大石村分村問題の経緯書である。第8大区1小区の中屋敷村・片羽村(東御市)は、寛文10年(1670)大石村より分村したが、御公辺郷村帳は未だ大石村の高内になっており、耕地はもちろん居屋敷等が入り混じり、さらに境界が立たず、一村同様な振る舞いをしてきた。しかし、昨年区画改正で大区小区制が施行され、中屋敷・片羽両村は1小区、大石村は2小区と別れ不都合なので、割替えを願って来たが、当春中旧来一村分裂の村々は合村致すべき旨の御布告があった。そこで、3ヵ村は示談を以って合村願書取扱所へ合村を差出した。しかし、第1小区戸長・副戸長は賛成したが、第2小区戸長等は8大区内は1小区1村とみなすことを戸長会で協議したので、3ヵ村1村は致しがたい旨の返答があった。なお、3ヵ村1村の陳情を行なったが、その要望は受け入れがたいとの返答があった。この間の経緯を丸山清俊が県令に縷々述べたものが、本書である。
1
1
長野県立歴史館