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泣血物語 田野口村松平縫殿助様御領百姓御箱訴書写
キュウケツモノガタリ タノグチムラマツダイラホウデンスケサマ ゴリョウヒャクショウゴソウソショ ウツシ
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佐久郡
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宝暦4年(1754)は干ばつのため凶作となり他領では破免等の救済策がとられたが、松平縫殿助領では百姓の要求を拒否したので、江戸評定所への出訴を企てた。10月に田野口村割元小林孫左衛門らは出訴を取りやめ箱訴状を作成した。領分の役人は格別ひどく百姓は難儀至極、せめてほかの領分並みのやり方で願いたい、以下31箇条の内容、年貢取立の際役人が横柄だ、年貢米の江戸回米が以前は軽井沢迄だったが松井田まで百姓負担で運搬させる、松井田で商人に年貢米を売る際20俵分を高値で売り、その値段で金納値段を割り当てる、三分の二米納の内八月に一部先納させる、御用金を100石に金3両割り当てられ難儀だ、領内の年寄どもに口ふさぎとして免下げしている、郷宿への心付が高い、陣屋前の燈明料、正月年礼の樽代、牢屋修理代等免除してほしい等列挙してある。この年末に領内村々は年貢減免や代官忌避等訴えて強訴をおこす。翌年6月小林孫左衛門は斬首となる。
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長野県立歴史館