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志賀分之内上原築前御恩御検地帳 二冊 写
シガブンノウチウエハラチクゼン ゴオンゴケンチチョウ ウツシ
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佐久郡
1568
永禄11年
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永禄11年(1568)9月16日、武田信玄の家臣上原筑前守の知行地佐久郡志賀郷(佐久市)などの検地帳が作成された。「志賀分之内上原筑前御恩御検地帳」には筑前手作分が「上畠4升 塚畠」などとあり右側に「200文」と添え書きがある。「升」は面積を表す「1升蒔」である。上畠は1升が50文、中畑は1升が25文、下畠は1升が10文になっていて、筑前手作分合計は2貫985文である。田の場合、上田は1升が150文、中田は1升が130文、下田は1升が100文の割になっている。このように知行地内の配下に与えた土地を名寄せ形式でまとめ貫高で記している。なお神主「祝」の神田3筆合80文は「除神田手作」として免税となっている。筑前守は諏訪社上社造営のとき樋村郷(佐久市)などの代官をつとめていた。「日(樋)村郷上原筑前御恩御検地帳」も同日付で作成されている。なお「御恩」は武田信玄の恩恵を意味するもの。
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長野県立歴史館