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諏訪社祭神考 草稿
スワシャサイシンコウ ソウコウ
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諏訪郡
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本書は、諏訪大社の祭神健御名方富命の神名などについての考察である。本居宣長ら先人の説も紹介したうえで、「己れ考えるに」として自説を述べている。健御名方富命は風に縁りの深い神であること、「和名抄」に「二座」とあるのは健御名方命と八坂刀目命の二柱であること、下社が本社で、延喜以後上社が分かれたこと、その証拠に青塚古墳や宝印があること、神名の「御名方」は「南県」(佐久にたいして諏訪をいう)、「富」は「和名抄」にみえる土武郷(現下諏訪周辺)であるしている。これらの説の当否については異論もあろうが、多くの古書・伝承を広く渉猟しており、当時の人々の考え方がわかって興味深い。本書は2部合冊になっており、1部は草稿らしく、多くの書き込みがある。他の一部は修正清書本らしいが、巻末が一部欠けている。著者の丸山清俊は小県郡滋野村(現東御市)の人で、国史に通じ、明治9年から17年まで長野県国史編輯係をつとめた人である
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長野県立歴史館