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諏訪神社考 祭神神階神徳考 写
スワジンジャコウ サイジンシンカイシントクコウ ウツシ
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諏訪郡
1873
明治6年
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明治4年5月、政府は全国の神社の社格を制定し、諏訪神社は国幣中社と定められた。著者の岩本尚賢は、これに対して「いささか物足らず思える」といい、諏訪社格昇格のためにこの書を書いた。内容は、「祭神、付神階」(明治5年11月)と「神徳」(明治6年5月)の2部からなっている。まず、祭神については、大国主命の御子神で正史に載る由緒正しい神として、上下2社の祭神名や由緒について考察している。神徳については、神功皇后の三韓征伐・田村麿の蝦夷征伐を始めかずかずの功績があったこと、持統天皇の勅使差遣や正一位贈位など歴代朝廷の尊崇の篤かったことを述べ、官幣大社にも進められるべきだと主張している。さらに本書は朝廷への赤心から書いたものであり、諏訪社の昇格は「朝廷の御為である」と述べている。著者の岩本は旧高島藩士で、廃藩後明治5年10月、諏訪神社の祢宜となり、37年宮司を辞するまで33年間諏訪神社に奉仕した。
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長野県立歴史館